こんにちは。
今回は子育て中のご家庭で絶対に抑えておきたい必須アイテムなのに認知度が低い、超撥水風呂敷『ながれ』についてご紹介させていただきます。この記事を読んで「風呂敷なんて古臭い‼」という考え自体が古臭い‼…かもしれない、と思っていただけたら嬉しいです。
風呂敷の可能性に期待
最近の10代や20代の方には風呂敷自体知らない・見たことない、という方が多いかと思います。
無駄を省き、必要最低限の持ち物で暮らしたい現代人の暮らしにぴったりなのが風呂敷です。
風呂敷ってただの四角い布でしょ。
そうです。だからこそ持ち歩きの際にはコンパクトに収納できるし、入れるものの形に合わせて形状を変化できます。
興味はあるけど使いこなすのが難しいイメージ
意外と簡単です。
基本の結び方は真結びと片結びの2種類です。
この2種類の結び方を覚えておけば後は全てその応用です。
洗えるかしら。前に洗ったら縮んで使えなくなったことがあるわ。
布の材質に寄ります。
絹やレーヨン素材のものは水で縮む性質をもっています。
綿やポリエステル・ナイロン素材ならば洗たく機でザブザブ洗えます。
風呂敷の活用方法が載っているおすすめの本はありますか
わたしのおすすめはこちらの書籍です。
風呂敷つつみ新装版 (Japanesque) [ 山田悦子(アートディレクター) ]
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古い本なのでお取り寄せに時間が掛かりますが、全ページカラーで内容が盛りだくさんです。シンプルでわかり易い写真図解付き、コラムページも読み応えがあります。
全ページ英訳付きなので外国の方へのプレゼントにも最適です。
一周回ってトレンド入り!?
風呂敷の歴史を紐解くと、なんと奈良時代まで遡ることになります。その頃は風呂敷という名称ではなく「裏(つつみ)」という名前のもので、貴重な品物を保管するために包む布として使われていたようです。
風呂敷という名称が一般に定着したのは江戸時代中頃だそうです。
風呂敷が廃れたのは高度経済成長期時代に紙袋やビニール袋が買い物の時に手渡されるようになったことにより、マイ風呂敷の需要がなくなったことが原因のようです。
そういえば私が子供の頃(筆者は昭和60年生)、祖父母の家には何種類もの風呂敷があり、それを全て広げて柄を鑑賞するのにハマっていた時期がありました。
小学生に上がるぐらいまでは物持ちの良い祖父母宅では日常的に風呂敷を使用していた記憶があります。
時は進み、バブルも崩壊して環境問題が深刻に取り上げられるようになった現代。
レジ袋削減が謳われる世の中で、エコバッグやマイバッグ持参の動きがみられる昨今です。
今ふたたび風呂敷需要が盛り上がり、風呂敷がトレンド入りすることもワンチャンあるかも知れないと思う今日このごろなのです。
超撥水風呂敷『ながれ』がおすすめな理由
超撥水風呂敷『ながれ』って何?
超撥水風呂敷『ながれ』製造直販オンラインショップ ←一覧表はこちら
『ながれ』は朝倉染布の独自技術、撥水加工『dewelry』を施した、進化した風呂敷です。一般的な風呂敷の用途はもちろん、濡れたものを包んだり、傘代わりになったりと、より幅広くお使いいただけます。平織タイプでは、バケツ1杯分の水を汲むこともできます。サイズも幾つかございますので、用途に合わせてお選びください。
ながれ:オフィシャルネットショップより引用
『ながれ』はその他の風呂敷と何が違うの?
『ながれ』は独自の撥水加工が施されています。
生地の繊維、一本一本に炭化フッ素加工が施されていて その繊維を使って織った布を風呂敷に仕立てているため通気性がよく、水を弾く性質をもっています。
その撥水性を活かしてバケツの代わりに水を汲んだり、風呂敷を絞ると繊維の隙間からシャワーのように水を出す機能がある点が他の風呂敷との圧倒的な違いです。
また、通気性の良さを活かしてレインコートやレインハットなどの蒸れない雨の日グッズも販売されています。
『ながれ』の具体的な使用例
風呂敷の用途:サイズ別
風呂敷はサイズによって用途が変わってきますが自分の欲しい機能にはどのサイズの風呂敷が必要なのか判らないという方も多いと思います。
今回は『ながれ』で展開されている風呂敷をサイズ:用途ごとに紹介していきます。
『ながれ』のサイズ展開は以下の4種類です。
- お弁当向き47cm(小)
- 通常サイズ70cmの風呂敷(中)
- 少し大きめ96cmの風呂敷(大)
- 大判(1m以上)の風呂敷(特大)
小さいサイズから順番に紹介します。
- お弁当向き47cmの風呂敷
風呂敷のサイズ表記では中巾(ちゅうはば)程度です。
お弁当を包んだり、貴重品を持ち歩くバッグにしたりするのに丁度良いサイズです。
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- 通常サイズ70cmの風呂敷
風呂敷のサイズ表記では二巾(ふたはば)程度です。贈答品・衣類・行楽弁当を包むのに適しています。
その他エコバックとして使用するのにちょうどよいサイズ感です。
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- 少し大きめ96cmの風呂敷
風呂敷のサイズ表記では二四巾(にしはば)よりも縦横6センチほど大きめのタイプです。
一升瓶を包めるサイズで、こちらを一枚持っているとエコバッグとしても使えるので私はこちらのサイズがイチオシです。
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- 大判(1m以上)の風呂敷
四巾(しはば)よりも左右に3センチづつ短い125×125。
大は小を兼ねるのことわざ通り、マルチに活躍します。
特に雨よけ・レジャーシート・防災グッズなど、アウトドアでの使用に適したサイズであるためか色や柄等、汚れが目立ちにくくなっていてUNISEXなデザイン展開です。
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風呂敷の用途:織り方別
『ながれ』に使用されている布の織り方は現在3種類ありますが、織り方により風合いや用途が変わってくるのでチェックが必要です。
- 平織り…一般的な布地の織目です。経糸と緯糸が交互に編まれているので伸縮性はありませんが、とても頑丈で耐久性が高く、摩擦に強いという特長があります。
- タフタ…水汲みに適した丈夫な生地です。光沢とシワ感、しっかりした手触りかつすべるようななめらかさが特長です。
- アムンゼン…アムンゼンは梨地織の一種で特有の凹凸感があってさらりとした質感です。織目の間隔が広いため水を汲むのには適しません。撥水性能は他の風呂敷と同程度です。
シーン別の使用例
ライフスタイルにより、用途が変化すると思いますのでシーン別に使用例を挙げていきます。()内は使用に適した風呂敷のサイズを記載しています。
子育てに
子育て中は予想していなかった展開になることが多々あります。
そんな時にバッグに風呂敷を一枚忍ばせておくと何かと役立つこと間違いなしです。
- お食事エプロン…何かと食べこぼしの多い小さなお子様のお食事に。さっと巻いて首の後で結んであげれば洋服が汚れるのを防止できます。(小・中)
- おむつ替えシート…おむつ・おしりふき・ビニール袋はまとめて風呂敷へ入れておけば風呂敷を広げて直ぐにおむつ替えができます。荷物も軽くなり、一石二鳥。(小・中)
- レインポンチョ…傘をさすほどではない軽い雨の時は撥水性のある風呂敷で即席のレインポンチョを作れます。(大・特大)
- 防寒・防風着…体温調節が苦手な小さなお子さまに、軽くはおれるものを用意して置きたいですが荷物が多くて大変!というときは風呂敷で代用しましょう。(大・特大)
- レジャーシート…公園が混んでいてベンチが空いていなければ風呂敷がレジャーシートに早変わり。(中サイズ以上)
- 荷物入れ…急にコートを脱ぎたがったり、着替えなければならなくなった時には風呂敷をバッグにすればまとめて持ち帰ることができます。中サイズ以上ならば子供用のパズルや紙芝居なども持ち運びできます。(中サイズ以上)
買い物に
お買い物のときに思ったよりも沢山荷物が増えてしまったり、上着を脱いで片手がふさがってしまったりしませんか?
大きめの風呂敷を一枚携帯しておくと、持ち歩きのストレスが少なく便利です。
- エコバッグ…荷物がふえてお手持ちのバッグに入らなくても風呂敷ひとつあればあっという間にエコバッグが作れます。(中・大)
- サブバッグ…ハンカチよりも一回り大きいサイズの風呂敷で、財布・スマホなどの貴重品のみを持ち歩くことができるのでカフェでのお手洗いやバイキング形式のお食事などスマートになります。(小・中)
- バッグカバー…撥水性のある風呂敷ならば雨の時にバッグを守るバッグカバーになります。(中・大)
- 傘袋…傘の持ち歩きも風呂敷で代用できます。(中)
- 羽織…肌寒い季節の体温調節に。さっとはおり、首の前でひと結びするだけなのでとても快適です。(特大)
- 雨よけ…急に雨が降っても少しの距離ならば傘代わりになります。(中サイズ以上)
アウトドアに
長いものや丸いものなど専用の袋がなくても、四角い風呂敷があれば容れるものの形に合わせて持ち運びが可能です。
- 荷物入れ…荷物の形状に合わせた形で持ち運びできるのでとてもスマートです。(全サイズ)
- 濡れたもの袋…海やプールで濡れた衣類を持ち帰るときにもビニール袋の代わりに使用できます。洗たく機で洗えるのでビニールバッグよりも衛生的です。(全サイズ)
- レジャーシート…撥水性があるので地面が多少湿っていても平気です。(中サイズ以上)
- 雨よけ…急な雨で傘がないときは風呂敷を頭の上で広げて雨をしのげます。(中サイズ以上)
- バケツ…風呂敷バッグを作り、水を汲めます。(中サイズ以上)※バケツとして使用する場合は織り方に注意。織りの甘いアムンゼンは避けましょう。
- 手洗いシャワー…『ながれ』ならではの使用法です。水を汲んだ後上辺をギュッと絞ると布の織目が開き、シャワーのように水がでます。(中サイズ以上)
防災に
わが家にも防災用に特大サイズの購入を検討中です。
- 安否確認…明るく目立つ色の風呂敷を携帯しておくと有事の際に旗代わりになります。(全サイズ)
- 避難用具入れ…江戸時代は火事が多かったので直ぐに避難できるように箪笥の中に風呂敷を広げた上に家財などを入れていたそうです。便利‼(全サイズ)
- ひざ掛け…温度調節に、そのまま使います。(中サイズ以上)
- バケツ…風呂敷バッグを作り、水を汲めます。(中サイズ以上)※バケツとして使用する場合は織り方に注意。織りの甘いアムンゼンは避けましょう。
- シャワー…『ながれ』ならではの使用法です。水を汲んだ後、上辺をギュッと絞ると布の織目が開き、シャワーのように水がでます。(中サイズ以上)
お手入れ方法
「ながれ」のお手入れは簡単。※1洗たく機で普通に洗えます。結び目を解いて四角い布の状態で洗えば隅々までフラットに型崩れの心配もなく洗えますし、干す時、畳む時の時短にもなります。
撥水性が弱まったなと感じた場合はあて布をして表からアイロン掛けすることで撥水性が回復します。
※1お洗濯の際に柔軟剤、漂白剤を使用すると製品の劣化に繋がります。お避け下さい。
まとめ
最後までお付き合い下さりありがとうございます。
今回は日本の伝統、風呂敷についてまとめさせていただきました。
文字にするにあたり、調べていくうちに数々の新しい発見があり、どうまとめたものかと悩みました。
風呂敷の素晴らしさと有用性を一人でも多くの方に再認識していただけたらば幸いです。
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